栗の選び方
栗に関しましては、地面にじか植え、大きく育てたいという方には、
「新苗」を植えることを特におすすめ致します。
*▲新苗は
こちらから!
新苗の取り扱いは、11月下旬から3月末までとなります。
栗は一品種だけでは受粉しません。二品種以上違う品種を組み合わせて
植える必要があります。栗の場合は相性は特にありません。
どの品種を組み合わせたらよいか見当が付かないという方は、
まずは、収穫時期で考えてみて下さい。
栗はミカンや柿などと違い、地面に落下してから収穫をします。
人間の都合でいついつに収穫したいという希望に添ってはくれません。
そのため 収穫のために畑にあまりいけないという方は、
一時に収穫できるよう品種を同じ収穫時期のものにあわせると良いと思います。
そうしますと収穫もある程度時期がそろいます。
こまめに収穫にいける方、。長い期間収穫を楽しみたいときは
早生と中手、晩生というように合わせるといいと思います。
また、スーパーで出回るより早めに季節の旬を楽しみたいという方は
早生栗をお選び下さい。(味に関しては早生はあまりよくはありません)
少しでも早くに枝ぶりの充実したものをという方は
2年苗、3年苗をご購入いただくと良いと思います。
しかしながら、果樹はやはり接ぎ木して1年目の棒のような苗を
その土地で植え付け育てるのが一番育ちがよいのです。
遊休農地活用にも適しています
栗は大きく育ちますので、庭植えには不向きですが、
いわゆる放任栽培でもよく育ちますので、
遊休農地がおありの方に特におすすめします。

◎遊休農地へ植えることをおすすめする理由
放任栽培でもよく育ちます。剪定はポイントさえ押さえれば比較的容易です。
大きくなって手が届かない場所の枝は剪定不要ですので、
年数が経つほど管理が楽です。
実はイガに覆われていますので、鳥獣害にも強いです。
実が落下したものを収穫しますので、三脚などを使うこともなく安全です。
収穫時期によって早生から晩生まで、多くの品種があります。一般的には
早生は市場価値が高いですが、食味は中生から晩生の品種が優れています。
栗栽培農家は、収穫時期をずらしたものを平均的に栽培しますが、
収穫時期を短くしたほうが、管理という点ではいいかもしれません。
?実りの楽しみ?隅田農園で取り扱っている品種
▼早生種
品種 | 熟期 | 樹勢・樹姿 | 特徴 |
玉造 | | | 森早生の収穫が終わってその後に続く早生品種 |
森早生 | 極早生 8月下旬?9月上旬 | 中・やや直立 | 季節の走りを感じたい方向け!栗の中で時期早く収穫できます |
伊吹 | 早生 9月中旬 | 中・開帳 | コンパクトに育つのであまり広い場所がないけど栗を楽しみたい方向け |
国見 | 早生 9月上中旬 | 中・開帳 | 豊産性です!品質良く(甘い)、貯蔵性も高いです |
丹沢 | 早生 9月上旬 | 強・開帳 | 早生の品種で、食味もよく実も大きめです |
▼中生種
品種 | 熟期 | 樹勢・樹姿 | 特徴 |
乙宗 | | | |
銀寄 | 中生からやや晩生早生 | 強・開帳 | 丹波栗の代表的品種!香りも味も抜群のおすすめ品種です |
倉方甘栗 | | | あまーい 天津甘栗に近い感じの品種です |
筑波 | 中生 | 強・直立 | 銀寄にあわせるならこの”筑波”品質、収穫量ともに最高品種! |
利平 | 中生 | 強・開帳 | 渋皮が取れやすいのは天津甘栗ゆずり! |
▼晩生種
品種 | 熟期 | 樹勢・樹姿 | 特徴 |
岸根 | 晩生 | 強・直立 | 関東以西の方向け。遅めに収穫したい方向け。大きな実が結実します |
石鎚 | 10月上旬 | 中・開帳 | 晩生の代表的品種です!遅めに収穫したい方向け。大きな実が結実します |